
南野スカイブリッジ。
その名は、空へ向かって伸びるような橋の姿から付けられたという。そして確かに、この橋は横文字の名に負けないだけのスケールを持っている。
橋の上に立つと、風がよく通る。見上げれば空が広く、見下ろせば多摩ニュータウンの街並みがゆるやかに続いている。けれど、この景色は完成形ではない。
視線の先には、今もなお続く工事の風景が広がる。クレーンが動き、重機が行き交い、新しい建物や道路が少しずつ姿を現していく。成熟した街と思われがちな多摩ニュータウンだが、その実、いまも静かに進化を続けているのだ。
橋の上に立っていると、不思議な気分になる。片方には長い年月を重ねた街があり、もう片方にはこれから生まれる未来がある。その境界線に自分が立っているような感覚だ。
南野スカイブリッジは、ただ谷を越えるための橋ではない。多摩ニュータウンという街の過去と未来を結ぶ場所でもある。
風に吹かれながら足を止めれば、この街が今も成長を続けていることを、きっと実感できるはずだ。






2010年の南野スカイブリッジ
南野スカイブリッジ、由来は空のイメージがあり、横文字に耐えうるスケールを持つため


逆から

南野スカイブリッジの上

南野スカイブリッジから下を見る
南野スカイブリッジ
- 所在地:南野2丁目
- 最寄りバス停:恵泉女学園大学入口
- 橋梁形式:PC3径間連続桁橋
- 橋長:約71.4m 幅:4.6m
- 竣工年:昭和53年:今年目
- 多摩ニュータウンの橋の名前
- 名前のある橋全38箇所公開







