恵泉女学園大学(多摩市南野2-10-1)は5月29日(土曜)、年次イベント「恵泉スプリングフェスティバル」を開催する。在学生とその家族、同窓生のほか、地域住民にも楽しめる催事や展示などが予定されている。
人間社会学部国際社会学科の谷本寿男教授によると、恵泉の三つの教育の柱であるキリスト教、国際、園芸関係の催しがフェスティバルの特色になっているという。同教授のゼミでは「牛乳パックとエコ風呂敷(多摩市・東京ヴェルディ・恵泉が協力)の交換」を行う。
多摩の住民にとっては、ドキュメンタリー映画『永山ウーマンライフ』上映とトークセッション、「学生と地域をつなぐCSL(コミュニティ・サービス・ラーニング)〜季節を感じ、多摩を知る」の展示と販売、教職員と学生が地域活性化に貢献するグループ「たまたま多摩の会」による展示と活動などが興味をそそられる。
ちなみに、谷本教授の個人的な一押しは『紫舟(ししゅう)さんの書道革命「想いを文字に」』だという。大学サイトの説明によると、テレビ番組『龍馬伝』や『美の壺』、浜崎あゆみミュージックフィルム『月に沈む』などにも作品を広く提供している紫舟さんによる、書のパフォーマンスとトークの「二本立てライブ・ステージ」で、J202教室で午後1時から。「恵泉の学生たちにも、多摩の方々にも、ぜひ紫舟さんの書道を観て、感じてほしいものです」と谷本教授。
フェスティバルの実施時間は午前10時から午後4時(入場は3時30分まで)。高校生・受験生向けのオープンキャンパスも同時開催する。プログラムなどの詳細は下記のリンク先を参照のこと。