ベルブ永山で地域の消費者団体や事業者など27団体が参加し、展示・講演会・セミナーを行う『第12回多摩市消費生活フォーラム 〜「多摩」発・「豊かな未来」ゆき 2010〜』が12月10日、初日を迎えた。500円の参加費でパエリアなどを作る「エコ・クッキング」は申し込み受付開始から3日で定員に達するなど、地域住民からの関心も高いようだ。
午後からのセミナー「あなたの常識、ここを疑え!〜お金を守る“消費者力”〜」(左上写真)には、主婦や高齢者、スーツ姿の男性などさまざまな聴講者が集まっていた。また、農林水産省・東京農政事務所がリサイクルショップ「はらっぱ」前で行った米粉パンの試食と米粉の販売には、炊飯器で作れる米粉の蒸しパンを試食したり、紀州備長炭入りの米粉あんぱん「びんちょうパン」を買い求める客の姿が見られた(右上写真)。
2日目の11日(土)には、シンガーソングライターみなみらんぼう氏による「らんぼう流 スローライフのすすめ」と題した講演会や、セミナー「スローライフを支える 自分年金の作り方・考え方」が予定されている。参加団体の展示と米粉パン試食・米粉販売コーナーは2日目も実施される。
問い合わせ・申し込みは消費生活センター内事務局(042-337-6610)か、多摩市消費者団体連絡会(042-337-6785)まで。
左:古紙や牛乳パック、古着をリサイクルして作った作品の展示。
右:東京南農業協同組合による、多摩市内の生産緑地での収穫体験や市内の直売所の写真の展示。