座・多摩の第8回公演『光の国の姫』、ベルブ永山で今週末 - 多摩ニュータウン.com

座・多摩の第8回公演『光の国の姫』、ベルブ永山で今週末

多摩市を拠点に活動する演劇集団「座・多摩」は今週末の土日、永山公民館(永山1-5)5階のベルブホールにて、第8回公演『光の国の姫』を上演する。原作は、『池袋ウエストゲートパーク』『アキハバラ@DEEP』などで知られる小説家、石田衣良の同名絵本。

命の尊さが主題の作品を選んだ座・多摩代表の藤井義弘さんは、「自殺が多い時代だからこそ、生きることの素晴らしさを伝えたい」と語る。同劇団はこれまで朗読劇の形式で公演を重ねてきたが、今回は初めて本格的な演技に挑戦。基本プロットを6組のキャストが異なる演出で繰り返すオムニバス風の構成だが、稽古のスケジュール調整で苦労もあったようだ。

構成・演出を担当する森井睦さん(劇団「ピープルシアター」主宰、日本演出者協会理事)は、「プロとアマが一緒に文化を創造し、地域から全国へ発信していくことを目指す劇団です。経験や立場を超え、ヒューマニズムという理念を共有するキャストとスタッフで創り上げる作品を、みなさんにぜひご覧いただきたい」と呼びかけた。

公演は、18日(土)午後7時と19日(日)午後2時の2回(開場はいずれも30分前)。入場料は1000円。問い合わせは座・多摩(042-339-2647、090-9679-7725)まで。(高森郁哉)

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投稿日:2010/09/17