4月5日(土)、多摩中央公園がついにグランドオープンの日を迎えた。
朝から雲ひとつない快晴。待ちわびた春の陽射しの下、開園と同時にたくさんの人が公園へと足を運んだ。子どもたちは駆け出し、大人たちはゆっくりとその様子を見守る。
目玉の巨大複合遊具には長い列ができ、笑い声と歓声が絶えない。まるで子ども時代の記憶が、あの遊具のてっぺんから降ってきたかのようだった。
この公園には、ただの“リニューアル”では語りきれない何かがある。思い出とこれからが交差する場所。ここでまた、新しい時間が始まっていく。