全国のSOHO事業者やSOHO支援者によるマッチングやネットワーク作りを目指す「2011 SOHOリレーフォーラムin 東京・多摩」が１１月１１日、多摩センターのココリアホールで開催された。多摩信用金庫の多摩センター支店開設に合わせて多摩信用金庫と日本政策金融公庫が主催し、同フォーラムは今回で９回目。
基調講演をする竹井氏
SOHO事業者の地域社会とのつながりと事業者どうしの交流を支援することが目的のイベント。第1部では、株式会社ソーシャルプラニング代表取締役竹井善昭氏が、「社会貢献でメシを食う」と題して基調講演を行った。社会貢献に対する日米による認識の違い、NPOのあるべき姿、将来像など、実例を踏まえた説明がなされた。社会貢献がブームの様相を呈する状況の中で、新しい価値観、意識の変化を踏まえた事業への取り組みを示唆するものだった。
第2部では、「地域とのつながりを生かしたSOHOを考える」をテーマにパネルディスカッション。パネリストは竹井氏に加え、ビジネススクエア多摩コミュニティマネージャーの松本祐一氏、有限会社willさんいん代表取締役の長谷川陽子氏、CESAくにたち代表の菱沼勇介氏。コーディネイターは多摩信用金庫の長島剛氏が務めた。各地域における活動状況やビジネスのヒントになりそうな話題を交え、コミュニティの重要性を再認識させるものだった。
セミナー後に行われた交流会には多くの出席者が引き続き参加し、新たなつながりや連携強化を目指して活発な交流が行われた。
