連光寺6丁目の自然に親しみながら環境保全を考える多摩市民の集まり「ホタル連絡会」が3日、自分たちの手で作った田んぼで初めての稲刈りを行った。湿地帯の一角にこの春田んぼを作り、6月に植えた苗が、その後の3カ月半で順調に育った。刈り取った稲をかけて干す「オダ」を作る作業と、稲刈りの模様をフォトレポート形式でお届けする。
左:はじめに稲穂の状態をチェックし、作業内容を検討する。この日はウルチ米の一部を刈ることに決定。
右:赤米と黒米という2種類の古代米も植えられた。赤いノギ(実の殻にある針状の毛)が光に透けて美しい。
左:まずオダを作るため、隣接する竹林から竹を切り出す。
右:適当な長さに揃えて切る。
左:3本まとめて端の近くを紐でしっかり縛る。
右:手際よく組み上げ、竿を渡して、オダ(稲架け)の完成。
左:この日刈ったウルチ米はほんの一部。数株ずつ交代で刈り取る。
右:4株ずつ束ねて6束にし、10日ほど干して実を乾燥させる。
左:この日の作業は2時間程度で終了。2回目の稲刈りは2週間後。
右:恒例の集合写真。皆さんお疲れさまでした!
おまけ
左:アキアカネ。腹部の赤が鮮やか。
右:黒米を狙ってる? クビキリギス。