公益財団法人多摩市文化振興財団は、9月28日(火)の新日本フィルハーモニー交響楽団・多摩定期第73回(会場・パルテノン多摩)で指揮を予定していた小澤征爾氏の休演が正式に決定したと発表した。代演の広上淳一氏が指揮を行い、追加のソリストも迎え、プログラムを一部変更して公演を実施する。
同財団が公開した「パルテノン多摩の聴衆の皆様へ」と題された小澤氏のメッセージには、以下のように書かれている。
ホール開館以来永くパルテノン多摩での公演を私自身楽しみにしてきましたが、この度9月の公演で指揮ができないことになりました。 演奏会を楽しみにされていた皆様には大変申し訳ありません。
私は、今年1月より病気加療を続けており、出来るだけ早く演奏会の場に復帰出来るよう努めて参りました。お陰様で順調に回復してきておりますが、現在の回復状況などを主治医と相談し、出来る限り無理のない活動をするために、予定されていた多くの演奏会をお断りさせていただくことにいたしました。
(中略)
再び万全な健康を取り戻し、パルテノン多摩に伺えるようになることを私自身願っています。
同財団は、すでにチケットを購入した人には8月4日に詳細を記した案内を発送するとしている。また、演目などの詳細は以下のリンク先に掲載されている。
小澤征爾さんは、9月28日(火)の新日本フィルハーモニー交響楽団 多摩定期 第73回を休演されることとなりました (パルテノン多摩ウェブサイト)