東京電力は3月25日、午後6時20分から10時の時間帯で第2グループでの計画停電を開始した。同グループの多摩市ではこれまでと同じ一部地域での実施となっている。前日に続き、ピーク時にかかる時間帯の1グループに限った実施で、他の4グループでは見送られた。
東電はまた、26日(土)、27日(日)の2日間は計画停電を行わないと発表した。前週の週末と同様、事業所の休みなどで電力需要が供給力を下回るとみられるため。
同社はさらに、グループの細分化についても詳細を発表した。現行の5グループにそれぞれ5つのサブグループを設けるもので、多摩市の新グループ区分は「2-D」となった。同じ2-Dに含まれる市区は、都内多摩地域の稲城市、狛江市、三鷹市、小金井市、調布市、府中市、武蔵野市、日野市、八王子市、昭島市、国立市、町田市と、神奈川県の相模原市中央区、相模原市緑区、川崎市麻生区、茅ケ崎市、寒川町、平塚市、横浜市旭区、横浜市瀬谷区、横浜市泉区、横浜市都筑区、横浜市緑区、海老名市、大和市。
新たな25グループ編成での計画停電の通知と実施は、28日(月)から始まるとみられる。