平成23年度、ベルブ永山(多摩市永山1-5)に創業支援施設「ビジネススクウェア多摩」(BS多摩)がリニューアルオープンする。これまで市が平成17年度から東永山複合施設(旧東永山小学校)で試験運用してきた同施設を移転するとともに、新たな組織での本格的運営を目指すもの。多摩市役所で10月26日午後、多摩大学・多摩信用金庫・多摩市の三者による多摩市創業支援事業連携協定調印式と記者会見が開催された。
式には多摩市の阿部裕行市長(写真中央)、多摩大学の寺島実郎学長(同右)、多摩信用金庫の佐藤浩二理事長(同左)が出席。それぞれあいさつを述べ、記者団の質問に答えた後で、協定書に署名した。会見ではまた、多摩大学総合研究所の松本祐一准教授、多摩信用金庫・価値創造事業部の高山友孝ブルームマネージャーも概要説明等を行った。
ベルブ永山4階の一部を占める新BS多摩は、月額利用料3万〜4万2000円の個室13室と、月額1万7000円のシェア型ブース25ブースで構成される。いずれもインターネット回線と交流スペースが利用可能。個室はさらに商談スペースも使え24時間利用できるが、ブースは9時〜21時30分の利用に限られる。
新BS多摩は、「多摩123プロジェクト」と名付けられた産官学三者協定の基幹事業に位置づけられる。同プロジェクトではまた、連携する市内・都内の企業や行政機関で構成するブランド「BS多摩クラブ」も創設し、市民とまち全体で創業を支援する仕組みを作るとしている。
利用希望者の募集に先立ち、11月27日(土曜)午後に施設利用説明会・講演会が予定されている。講師にはタリーズコーヒージャパン創業者で参議院議員の松田公太氏を予定しているという。
なお、調印式・記者会見の模様は有限会社アイティースクエア(多摩市鶴牧)がインターネット動画配信サービスUSTREAMを利用して生中継した。USTREAM上で録画も視聴できる。
(上は「3者より挨拶」。全5本の録画一覧はこちら。)
創業支援施設が新しくなります! (eワーク情報局 多摩)