重度障がい者の自立を地域で応援しよう–ベルブ永山で卒業イベント - 多摩ニュータウン.com

重度障がい者の自立を地域で応援しよう–ベルブ永山で卒業イベント

障がい者の自立を支援している団体「自立ステーションつばさ」は3月29日(土)、この春多摩市の特別支援学校を卒業する渡部暖(わたなべ だん)さんの卒業と新しい生活への出発を祝うイベント「my life, my choice 僕がえがく18歳からの地図」を開催する。会場は永山公民館5階のベルブホールで、時間は午後1時30分から4時30分まで。
18歳の渡部さんは、車いすに乗っているが、長時間座位をとるのも困難で、目はほんのわずかに見える程度。発語も少なくコミュニケーションの方法も限られる中、施設や親元ではなく、地域で自分らしく当たり前に生きていくこと選択した。
イベントでは、2006年から今日までの軌跡や成長をスライドショーや映像を使いながら振り返る。先輩たちのトークやバンドの演奏、渡部さんによる絵画や書道などの展示も行う。
同の杉香苗さんは、「重度障がい者も当たり前に地域で生きられる社会を目指して、できるだけ多くの方に障がい者をとりまく現状を知ってほしい」と参加を呼びかけている。問い合わせは同団体へ(月〜土10時〜18時、042-389-6491)。
自立ステーションつばさ

“重度障がい者の自立を地域で応援しよう–ベルブ永山で卒業イベント”の関連キーワード

投稿日:2014/03/15