波打つ滑り台
九反甫公園、「くたんぼ」と読むこの公園の由来は様々あるも昔は田んぼだらけの土地だったということは確かでニュータウン前はのんびりした地域だったようです。
そんな九反甫公園も今ではきれいな公園になっており複合遊具や砂遊びを楽しめます。
しかし九反甫公園の目玉は高低差を生かした滑り台。この感じの滑り台がどんどん減っていく中、リニューアル時に登場、波打つオリジナリティを持った滑り台が楽しめます。
かっこいいトイレ
九反甫公園
- 所在地:八王子市南大沢4-20
- 面積:3,480.00平方メートル
- 開園日:平成元年4月1日 今年目
- 最寄りバス停:九反甫公園
- 九反甫公園 | 多摩ニュータウン公園探訪
九反甫の由来
昔、このあたりには「みの田」とよばれる小さな田んぼがたくさんあったそうです。
その面積をあわせると九反歩ぐらいあったので「クタンボ(九反甫)」と言われるようになったとか。
「田植えを終えて、さて帰ろうかと思い、みのを取り上げたらその下に田植えの済んでいない田んぼがまたひとつあった」というお話が残っているように、田んぼがたくさんある様子を「九」という数字で表し「クタンボ」と呼ぶようになったとも言われています。
また、この地方には昔「サルトリイバラ」というユリ科の植物が多くはえており、薬用として使われたり、丸い葉は、もちを包むのに使用されていました。
この植物は「タマンバラ」とか「クダンボ」と呼ばれていたそうで、「クタンバラ」が変化して「クタンボ」と、このあたりを呼ぶようになったとも言われています。