京王ニュースが800号を発行した記念で
過去の創刊号・100号・200号と区切りの復刻版が見れます。
京王ニュース第200号(昭和46年4月1日)では
多摩ニュータウンの路線バスの記事がありました。
今でも桜22系統として活躍している新路線の開業記事
桜47系統と思われる旧路線のことが書かれていました。
運行回数を倍増
多摩ニュータウン線多摩ニュータウンの入居にともない、さる三月から京王線の聖蹟桜ヶ丘駅と多摩ニュータウンを結ぶ約六.一キロの路線バスの運行をしておりますが、多摩ニュータウンと甲州街道を結ぶ幹線道路(多一・二・三号線)の一部完成により運行経路を変更しました。
多摩ニュータウン線は、聖蹟桜ヶ丘駅から大栗橋に出て鶴川街道に入り、多摩保育園前 – 関戸郵便局 坂下 – 多摩町役場 – 多摩診療所前 – 大橋 – 貝取 – 南貝取 – 諏訪南公園 – 都民銀行 – 諏訪二丁目を運行しておりました。これが幹線道路の完成により聖蹟桜ヶ丘駅 – 大栗橋 – 新役場前 – 馬引沢 – 消防署前 – 諏訪二丁目 – 都民銀行前 – 諏訪南公園と諏訪南公園から諏訪四丁目に至る二系統の路線に変更となりました。
この路線変更により所要時分は約七分短縮され、聖蹟桜ヶ丘駅 – 諏訪南公園間が十七分で運転されることになりました。また運行回数も七三回から一五〇回に倍増されました。
なお、朝夕のラッシュ時はこれまで通り急行バスを運転して輸送力の増強を図っております。(京王ニュース200号から)