TAMA映画フォーラム実行委員会は7月9日(土)、放射性廃棄物の最終処分について問うドキュメンタリー映画『100,000年後の安全』(UPLINK配給)の上映会を主催する。会場は多摩市永山公民館のベルブホール。当日は3回の上映に先立ち、環境エネルギー政策研究所(ISEP)の飯田哲也所長が講演を行う予定。
原子力発電所から出た高レベル放射性廃棄物を10万年間保持するため、フィンランドで建設が進んでいる地層処分施設「オンカロ」(フィンランド語で「隠れた場所」という意味)。デンマーク出身のマイケル・マドセン監督による本作は、この施設の内部を撮影した映像と関係者の証言を交え、無害になるまで途方もない時間を要する放射性廃棄物の処分のあり方について静かに問いかける。
上映は、午前11時30分、午後4時、午後6時の3回。チケット料金は大人1200円(前売1000円)、子ども500円。飯田氏の講演は午前10時15分から1時間で、映画チケットの提示で入場できる。TAMA映画フォーラム実行委員会の以下のページには、上映会の詳細と、チケット購入場所、ネット予約受付へのリンクなどが掲載されている。
7/9(土)開催!! 放射性廃棄物の最終処分について問いかける『100,000年後の安全』上映と飯田哲也氏トーク (TAMA映画フォーラム実行委員会)