多摩市議会の3月議会定例会の最終日となる3月29日に、平成24年度の議員報酬を5%削減する特例条例案が、議員提出議案として提出される予定だ。27日の多摩市定例記者会見で、市議会事務局が発表した。
平成24年度からの4年間で74億円の財源不足が見込まれる中、行政コストの削減に議員らも報酬カットで協力する。条例が制定されると、5%の報酬減額により1年間で1200万円の削減が見込まれるという。
なお、阿部裕行市長も3月議会初日の平成24年度施政方針演説の中で、「本年4月以降は、私の給与カットをこれまでの10%から20%に増やし、副市長・教育長についても12%、8%に改めます」と述べている。
多摩市議会 (多摩市ホームページ)