J・A・シィザー氏監修「わたしの演劇ノート展」、パルテノン多摩で開催中 - 多摩ニュータウン.com

J・A・シィザー氏監修「わたしの演劇ノート展」、パルテノン多摩で開催中

パルテノン多摩では今月16日(土)、17日(日)の2日間にわたり実験的幻想音楽劇『阿呆船』(企画制作:演劇実験室◎万有引力)が上演されるが、同施設2階の市民ギャラリーでは関連企画展示として、J・A・シィザー氏が監修した「わたしの演劇ノート展」が開催中だ。

『阿呆船』の演出・音楽・美術を手がける同氏の約40年におよぶ演劇活動を、多彩な個人コレクションと資料で振り返るという趣旨で、期間は17日まで(13日と14日は休館日)。時間は午前11時から午後5時で、入場は無料。

J・A・シィザー氏は、故・寺山修司氏が主宰した演劇実験室◎天井桟敷の70年以降の舞台音楽や映画音楽を担当し、寺山氏との共同演出も手がけてきた。寺山氏の死後、1983年に演劇実験室◎万有引力を旗揚げ。これまで海外公演も含め精力的に活動を続けている。

展示では、公演で使われた舞台幕や楽器、ポスターとチラシ、写真や台本などが所狭しと並べられ、ビデオや音声の資料も視聴できる。演劇ファンはもとより、天井桟敷と万有引力が駆け抜けた時代の文化や風俗に関心がある人にとっても、充実した資料を間近に見る貴重な機会となっている。

わたしの演劇ノート展 (パルテノン多摩)

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投稿日:2010/10/07