多摩地域の各地で始まっている地域主導型再生可能エネルギー事業化の取り組みについて、くつろいだカフェ形式で事例学習や意見交換を行う「エネカフェ」が10月5日(土)、京王線・小田急線永山駅に近い永山ハウス集会室(多摩市諏訪1-65-1)で開催される。時間は午後3時から5時まで。一般社団法人多摩循環型エネルギー協会(多摩エネ協)が主催する。
同協会が月例で実施しているイベントで、第11回となる今回のテーマは3つ。「多摩地域の市民発電の取り組みを知ろう」では、青梅ブンブンの会メンバーで「青梅小水力発電プロジェクト」にもかかわる濱田光一さんと、一般社団法人「八王子協同エネルギー」の設立を準備中の田中拓哉さんが、それぞれの活動の様子や準備状況などを報告し、多摩市や他地域の参加者らとともに自治体の枠を超えた協力や連携も考える。
「市民・地域共同発電所全国フォーラム@京都」では、9月下旬に京都・龍谷大学で開催された同フォーラムで分科会講師を務めた多摩電力合同会社の林久美子さんが、他の地域の先進的な取り組みや、分科会での意見交換など、同フォーラムで見聞してきたことを報告するという。
そのほか、再エネ事業を含む多摩地域の価値創造に取り組む企業や団体に出資することを目指す「多摩地域創造基金」財団構想について、地域開発コンサルタントや複数大学の教職など幅広く活動する片桐徹也さんが、構想の概要とこれまでの動きを説明する。
参加費は多摩エネ協会員200円、一般500円。定員25名で、まだ若干余裕があるとのこと。申し込みや問い合わせはメール(info@tama-enekyo.org)または電話(042-357-0335)で。
多摩循環型エネルギー協会