バルコニー橋は豊ヶ丘と貝取をつなぐステンレスのきれいな橋です。橋の真ん中にピカピカのバルコニー。橋の上からは“ニュータウン”らしい風景が眺められます。
本橋は、多・2・2・6号に架設される橋長38.0m、幅員5.4mの歩専橋である。
本橋は、道路の交差点付近にあって見通しが良く、7・8住区を結ぶ位置にあるため、橋詰広場や橋上バルコニーを造ることにより、表情豊かな空間をもった橋とすると同時に、当地区のシンボルやランドマークとなる様に計画された。
本橋の特色は、構造的には一般的な3径間連続PC中空床版橋であるが、主桁断面は、出来るだけ薄くした等断面構造とし、張出し床版付根には、曲線を設けた形式である。バルコニーは、これらの形状に合せ半円形とし、橋脚形状も薄い壁状の全体になめらかな曲線を設け、橋梁全体として柔く繊細な印象を与える構造としている。
高欄は、橋全体のイメージやバルコニーの形状と合致するように曲線の入った多柵型の形状とし、地覆側面に取り付けた形状である。
また、橋面舗装、照明、親柱のデザインは、橋全体とマッチするよう総合的に計画されている。(多摩ニュータウン橋梁集)
これがバルコニー
バルコニー橋の上
バルコニー橋から眺める
2011年のバルコニー橋
バルコニー橋、由来はバルコニーがあるカタチから
バルコニー橋の上
バルコニーの部分
バルコニー橋から下を見る
バルコニー橋
- 所在地:貝取2丁目
- 最寄りバス停:とちのき公園入口
- 竣工年:昭和58年7月:今年目
- 橋名の由来:バルコニーがあるカタチから
- 橋梁総工事費:6,400万円
- 起業者:住宅・都市整備公団 南多摩開発局
- 設計者:現代技術設計株式会社
- 施工者:株式会社佐藤組
- 橋梁形式:PC3径間連続中空床版橋
- 橋長:38.0m
- 橋の幅員:5.4m
- 多摩ニュータウンの橋の名前
- 名前のある橋全38箇所公開