多摩市連光寺在住の車いすアスリートで、昨夏のロンドンパラリンピックでは日本選手団の主将も務めた土田和歌子さんが1月20日(日)午後2時から、都立多摩桜の丘学園体育館(多摩市聖ヶ丘1-17-1)で講演を行う。演題は「今を受け入れ、今を越える 〜出会い、そして挑戦〜」。入場無料、定員300名で予約不要。
土田さんは1990年代にまずアイススレッジスピードレースで活躍し、98年の長野オリンピックでは金2個と銀2個、計4個のメダルを獲得。陸上競技に転向後も、2001年の大分国際車いすマラソンで1時間38分32秒の世界最高記録、04年のアテネパラリンピックでは5000メートルで金メダル、マラソンで銀メダルを獲得するなど躍進を続けてきた。
2012年ロンドンパラリンピックのマラソンでは、転倒のアクシデントに見舞われながらも5位入賞と健闘。その後も11月の第2回大阪マラソンで優勝、12月のホノルルマラソンでも優勝と、好調を維持している。
土田さんは昨年7月、ロンドン五輪新体操団体の畠山愛理選手と供に多摩市を表敬訪問。また11月にはやはり畠山さんと共に、スポーツ大会で活躍し地域のスポーツ振興に寄与した多摩市民として多摩市功労者表彰を受けた。
講演会は、多摩市青少年問題協議会と連光寺・聖ヶ丘地区委員会が主催。問い合わせは、聖ヶ丘中学校(042-374-0685)へ。
土田和歌子 公式ウェブサイト