TAMA映画フォーラム実行委員会はこのほど、11月19日(土)から8日間の日程で開催する「第21回映画祭 TAMA CINEMA FORUM」のプログラムと来場ゲストを発表した。今年は多摩市内3会場4スクリーンで88作品を上映。幅広く“濃い”話題作や名作、豪華なゲストを楽しめそうだ。
“国内で最も早い映画賞”を自負する「TAMA映画賞」は今回で第3回を数える。最優秀作品賞に新藤兼人監督『一枚のハガキ』と是枝裕和監督『奇跡』、最優秀男優賞に光石研、最優秀新進女優賞に井上真央と二階堂ふみなど各賞が発表された。現在は各受賞者に授賞式への列席を交渉中とのこと。
11月20日には『「3.11」と向き合う監督たち ―仙台と、ならからの発信―』と題し、『311 仙台短篇映画祭映画制作プロジェクト「明日」』『3.11 A Sense of Home Films』の2作品を東京近郊で初めて同時上映する。ゲストで冨永昌敬監督、山﨑都世子監督、今泉力哉監督が登壇し、河瀨直美監督もスカイプで参加する予定。
日本映画界に新風を送り込む新しい才能を発見し、広く発信することを目的とする「TAMA NEW WAVE コンペ ティション」部門では、19日の前夜祭にゲストとして真利子哲也監督(予定)、加治屋彰人監督、今泉力哉監督、岸建太朗監督が顔をそろえ、ノミネート7作品一挙上映する20日のプログラムではゲストコメンテーター山崎裕監督と候補作の監督たちがトークを繰り広げる。
映画賞の詳細や上映日程、チケット購入などに関する情報は公式サイトに掲載されている。