多摩市障がい福祉ネットワーク「たまげんき」は1月22日(土)、市内の福祉作業所15施設が商品を持ち寄って販売するイベント「たまげんきキャラバン隊」の第1回を開催する。会場は聖蹟桜ヶ丘駅近くのリサイクルショップ「ちいろばの家」(東寺方1-16-3)の店頭スペースで、時間は午前11時から午後5時まで。
当日は、パン、焼き菓子、まんじゅう、カステラ、革細工といった「各作業所の自信作」に加え、豚汁、焼き鳥、ゆば入り肉まんなど温かいフードメニューを販売。甘酒無料サービスも行う(なくなり次第終了)。
たまげんきは、作業所15施設が連携して共同受注や共同販売などを行い、利用者の工賃(給料)向上と施設活性化を図るために結成した団体。作業所の多くは地域商店街のテナントとして活動していることから、住民の高齢化、スーパーの撤退、空き店舗の増加といった問題に触れ、地域と作業所には「活性化」という共通の課題があることに気づいたという。そこで、「福祉作業所が連携して、まちを元気にする一役を担えたら」と考え、市内各拠点にキャラバン隊が訪問し共同販売を行うイベントを企画したとのこと。
参加作業所は、ちいろばの家(東寺方)、啓光学園、共同作業所れすと和田(以上和田)、ワーカーズ・コレクティブ風(関戸)、工房マテリアル・メルクのパン、あしたや(以上諏訪)、れすと永山、色えんぴつの家、NPO法人わこうど・若人塾、ワークス多摩、コラボたま・ワークセンターつくし(以上永山)、寒天茶房・遊夢(貝取)、ブレ・アルテ、NPO法人わこうど・未来樹、ぐりーんぴーす工房(以上落合)。
問い合わせ先は啓光学園(042-375-7303)。ちいろばの家ホームページには、会場地図や鮮明なチラシ画像が掲載されている。