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家族の一員として犬猫を可愛がる人がいる一方で、人間の身勝手な都合で捨てられ処分される犬や猫は日本で年間30万頭以上――。
現在の日本における犬猫と人間の関係を静かに見つめるドキュメンタリー映画『犬と猫と人間と』の上映会が5月8日(土曜)、永山公民館ベルブホールで開かれる。TAMA映画フォーラム実行委員会が主催。
「大人も子供も、動物を大切に思ってもらえるような映画をつくってほしい」。この映画の製作は、とある老婦人から飯田基晴監督への依頼がきっかけだった。そこから4年にわたって日本国内とイギリスで、捨てられた犬や猫をめぐる旅が始まったという。
昨年10月に劇場公開され、各地で自主上映会などが開かれている。
多摩市での上映は5月8日11時30分〜、14時30分〜、17時30分〜の3回。同日16時30分からは飯田監督のトークイベントも予定している。
入場料は、大人(13歳以上)当日券1200円、前売券1000円。子供(4歳〜12歳)当日券のみ500円。トークイベントはチケット半券の提示で入場できる。
前売券の販売場所は次のとおり。
- 永山公民館受付窓口(ベルブ永山3階・休館日、祝日を除く9時〜17時)
- 多摩市役所売店
- 喫茶「風」(ヴィータコミューネ7階)
- 福祉ショップきずな(多摩センター駅バスロータリー)
このほかTAMA映画フォーラムのホームページでチケット予約も受け付け中。問い合わせは、同会事務局(電話080-5450-7204)へ。
[作品情報]
『犬と猫と人間と』2009年 ドキュメンタリー作品
HD/16:9/1時間58分
監督:飯田基晴
製作:映像グループ ローポジション
配給:東風
助成:芸術文化振興基金