多摩市市長選挙の告示が4日行われ、元新聞協会事務局次長の阿部裕行氏(54歳、民主、社民、共産、多摩・生活者ネットワーク推薦)、コンサルティング会社社長の遠藤千尋氏(34歳、みんなの党推薦)、元市総務部長で社会福祉法人理事長の小谷田進氏(66歳、自民推薦、公明支持)が立候補した。3月上旬に立候補を表明していた行政書士の杉浦茂夫氏(60歳)は出馬しなかった。
杉浦氏に関しては、先月末に予定されていた「市長候補の主張を聞く会」への出席に消極的だった(会は結局中止)、チラシ配布等の選挙活動を行っている様子がみられない、多摩市選挙管理委員会の事前審査を受けていないなどの状況から、不出馬を予想する識者の声も上がっていた。
市長選の投開票は11日(日曜)。また、同日に実施される市議補欠選挙(改選数2)の告示も4日行われ、6名の候補者が立った。