多摩ニュータウンの諏訪2丁目住宅で28日、管理組合の臨時総会が開かれ、老朽化した団地の建て替えが採決された。現在5階建ての一角が最高で14階建てに高層化され、住環境とともに街の景観も大きく変わることになる。
日経新聞によると、5階建て23棟(640戸)が11〜14階建て7棟(1235戸)に高層化、集約化され、建て替え規模は「国内最大級」という。予定では2011年夏に着工し、2013年秋に完成する見通し。
諏訪2丁目住宅は、京王永山駅および小田急永山駅の南東に位置し、駅東側のバス通り(都道18号府中町田線のバイパス)を南に登ると左手側に見える団地。多摩ニュータウンで最も早い1971年(昭和46年)に入居が始まり、約40年が経過。建物の老朽化とともに、住民の高齢化も進んでいる。