サンリオピューロランドの20周年を記念し、4月24日〜10月24日の期間限定でオープンする回遊型の新アトラクション『KITTY LAB』(キティラボ)に、富士フイルム製の『FUJIFILM 3D プリントシステム』が導入されることが決まった。富士フイルムが12日に発表した。
このシステムで出力される写真は、レンチキュラー方式(表面に極細のカマボコ状凸レンズを多数並べて、左右の目で異なる像が見えるようにする仕組み)の印刷により、専用メガネなどを使わずに裸眼のままで立体的に見える。富士フイルムの広報によると、同システムは2月に開発が発表され、商業施設に導入されるのはピューロランドが初という。同社は3Dデジタルカメラと3Dフォトフレーム、3Dプリントサービスで構成する『FUJIFILM FinePix REAL 3D System』を昨年から展開しており、プリントシステムの設置場所もピューロランドを皮切りに広げていきたい考え。
KITTY LAB内では、撮影用のブースを設置し、写真を希望する来場者を通常の2Dカメラで撮影。これにキャラクターと背景を含む3Dのテンプレートを組み合わせてプリントする。KITTY LABは、パスポートまたは「JOY5」(500円)で利用できる。写真代は1枚500円[4/21訂正]通常写真(カラープリント)が1枚500円、3D写真(カラープリント)が1枚1000円。
[画像提供:富士フイルム]
通常写真(カラープリント)1枚500円
3D写真(カラープリント)1枚1,000円
3D写真(カラープリント)1枚1,000円